裸足の季節

裸足の季節

夕焼けの散歩道

頭上を離れない
小さな虫の大群を
諦めがちに追払いながら
親と過ごした
家路に向かう

この時間帯は
口を空けて歩いたらダメやぞ と
父に 何度言われただろう

自転車通学の私は
何匹、虫を吸い込んだだろう

母に からだが冷えるからと
シャツと靴下は必ず
温かい飲み物をと
何度 口煩く 言われただろう

私は 守られていた不満に
気づくだろう
同じことを
自分の子にも言うだろう

裸足で歩くこれからに
自信を持ちながら

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書いてる人

いい年して悩んでるタール人の「ずあん」です。何を毎日悩んでるんでしょうね、こんな私のこと気になりませんか?あれっ、気にならない?

大人でもない、子どもでもない、常識非常識のコンプライアンスから作られた言葉も素敵ですが、私は私。小さくてカラフルなキラキラした気づきのビーズを見つけて、不器用に紡いでいく日常の私の言葉に触れてください。

そんなブログのキッカケをくれたのは、オモシロタノシストの田井祥文さん。世界オモシロタノシズムの一味になってから、日常が「閃く」キッカケで溢れていることに気がつきました。小さなご機嫌happyに気づく自分に、素直になりたいと思います。